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急遽入院


1/15(金)PET検査
1/18(月)P.M. 検査結果と今後の治療方針を聞くため主治医の診察


診察室に入るなり
PETの画像が目に入る
先生がくまなくチェックされている

素人目に見ても
体中キラキラ光っていて全身への転移が想像できる
予想はしていたけど、ここまでか…





このところ 2ヶ月前から続いている咳と痰に加え呼吸困難、
咳き込むことからくる痛みもあるのだろうけど、全身あちこちの痛みもあり
体調は日に日に悪化していて
普通に生活をするのが困難な状態になっていた

家の階段を登れば息苦しくなり、
数10m歩けば呼吸困難に陥り、軽くパニックを起こしてしまう
寝るときは、呼吸のしやすい体勢を探すのだけど
ヒドいときは見つけられず眠れない

痛かったり、辛かったりすると
なかなか前向きになれない
ただただ1日が長く感じられ
診察の日を待っていた






先生のお話が始まった
「ん~、やはりあちこちに転移してますね」

目の前のモニターに映されている
PET画像と、その診断結果が記された文字列

両側肺門、肝臓、リンパ節、胸骨、頸椎、胸椎etc…
書ききれない(読み切れないほど)の転移箇所が書かれている

「ざっというと、リンパ節、胸膜、骨、肺、肝臓への転移が認められます」
「肺の周りに癌が広がっています 辛かったでしょう」
「今週、いつなら入院できますか?」
    と聞かれ、2日後 1/20(水)からの入院が急遽決まった



周りの人たちには迷惑かけちゃうけど、
体調的にもう限界だったので、入院できると聞いて少しホッとした
入院して抗がん剤治療を始めることになるそうだ

今もまだ前の病院にかかっていたら
いまだに風邪薬を飲んで、主治医の診察もまだ先になっているところだ
考えるとこわい


最後に席を立ちかけた母と私に
  先生はもう一度座るように促し
「 転移ということがどういうことか、説明を受けられたことがありますか?」
   と尋ねられた

「 残念ながら、転移をすると、この病気が治ることはありません
   これからはお薬とずっと付き合っていくことになります

  抗がん剤もいつまでも効くわけではありません
    でも次々と新しい薬は承認されていきますし
   希望を持って治療を続けていきましょう 」

とお話をして下さった
 隣の母が涙声で先生に訴えた
   「小さな子どもがいるんです」

そんなこと言われても先生も困っちゃうよね(笑)
  でも先生は優しく答えて下さった


「 小さなお子さんに、今の状態を説明するのは難しいかもしれません
  話しても理解できないかもしれません
でもいずれ来るお別れを
   動けなくなってから告げられるのでは、お子さんにとっても可哀想だと思います」

 
余命なんて聞いても意味がないと思い
   喉まで出かかった言葉を飲み込み
「 先生、今すぐどうこうってことなないんですか?」と聞いてみた
「 今すぐってことはないです
   1年2年というスパンで見ています」とのお返事

はぁ~…このうえない親不孝者だね




早ければ週末には退院できるそうだけど
  治療方法や体調によって前後するのではっきりはわからないのだそう
とりあえず今回の入院からは帰ってこれるってことだよね?


頑張るしかないよね







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【2010/01/18 22:53】 | 転移 | トラックバック(0) | コメント(10)
転院を決意



主治医の先生への信頼感への薄れが
モヤモヤとなって頭上に広がっている

悩んだ挙げ句
紹介状も持たず、他の病院に行ってみることにした

医療界のことなんて全くわからないド素人の私でも
これがタブーであることくらいは理解できる
断られるか適当にあしらわれるのを覚悟で出かけることにした

受付で紹介状なしの初診であることを告げる
「紹介状がなければ、
  別途負担金 5,250円が必要になりますが宜しいですか?」

このあと、あちこちで同じ事を聞かれた
紹介状を提出したくても、ないものはない…仕方ない



外科へ向かい、受付で手渡された用紙に
自分の症状や家族構成等を記入

すぐに名前が呼ばれ、初診外来の部屋へ通される
私が今まで通ってきた病院は私立の大学病院、
今日やってきたのは国立の大学病院

穏やかな表情の先生が
「学会で医師どうし顔を合わせるので、
紹介状なしでこっちへ来たいと言われても困るんですよね」
といった内容のことを言われる
「まあ、ご事情がおありでしょうから、
   優しい N先生へお繋ぎしますよ 
 患者さんが待たれていますので予約は少し先の12時になります」

ここでは乳腺外科の外来だけで最大4つの診察室
外科全体でも乳腺外科の割合が多いのかな?
女性の患者さんが多い

待つこと6時間以上
観察していると、どの診察室も
ひとりの患者さんにかかる時間が長い
診察時間5分の私の主治医とは大違いだ

もう暗くなってきた頃やっと順番が来た

診察室に入ると優しそうな先生が
「長い間お待たせしてすみませんでした」とおっしゃった
もうこの時点で私の主治医とは全然違う
看護婦さんもインターンの人たちもいない
先生ひとりっきり…


やはり先生にも紹介状がないとない点をやんわりと尋ねられる
今までの経緯と病状を伝えながら
こちらの病院で治験を受けたい旨、それを主治医に断られたことなどを説明

問題点は

治験を受けるには、手術時に採取した検体が必要であること
  (つまり手術して下さった先生の協力が必要)
• ほとんどの治験は、身体に薬が入っていない状態から行うこと
   既に抗がん剤の服用を始めてしまっている私には、
   選べる治験が限られるということ


途中、今まで診てもらっていた主治医の名前を聞かれた
すると先生は、

「先生のことはよく知ってます
   お気持ちよ~く分かります」
「そういうことでしたら、こちらの方から向こうの先生に
   検体を出してくれるように連絡してもいいですよ」

とおっしゃって下さった
  もう目の前の先生が神様のように見えた

さらに
治験に関しても選択肢は狭まるものの
  受ける事ができる治験が全くないということではないので
   可能なものを私が探します
そのうえで、治験を受けるのか、
  通常の治療でいくのか考えていきましょう」
とおっしゃって下さった

こんなに優しい先生もいるんだ…
地獄で仏に会ったような気分だった


私は知らなかったけれど、この大学病院では
多くの治験をされていて
特に乳癌に関しては多くの選択肢があるのだそう



「重複しますが、こちらの病院でも検査を受けてもらえますか?」
「それと、検査を受けていただいて、再度診察をさせていただいて…
  治療に入れるまでだいたい2週間先になりますが大丈夫ですか?」

1週間後にPETの予約を入れていただき、診察の予約もいれていただく






ありがとうございます
勇気を出してここまで来て良かった
迷う事なく転院を決意した


頑張ろう
勇気が湧いてきた


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【2010/01/08 22:04】 | 転移 | トラックバック(0) | コメント(1)
頑固な咳と痰



年が明けて初めての通院 �a�@


ゾメタでの骨転移の点滴治療と
   抗がん剤(ゼローダ&エンドキサン)の服薬2クール目開始


の予定だった



年が明けても 私の頑固な咳と痰は治まらず
外科の主治医や耳鼻咽喉科で処方していただいたお薬も
効いているのか効いていないのかわからないような状態が続いていた
もう2ヶ月近く 咳に悩まされていることになる


診察室に入るなり咳き込む私に
主治医は「あ~、咳出てるな」と
PCの画面を見ながら仰って
まるで私の乳癌が肺転移しているかのような話が始まった

「 え??? ちょっと待って下さい
         肺に転移してるんですか?」

と驚いて聞く私に

「 言うてなかったか?」と返した主治医

「 聞いてません! 前回咳が酷いとお話した時も
  検査のCTを画像見ながら、『今のところ肺には異常ない』って… 」

言葉に詰まった
すると主治医の先生はすかさず仰った

「 『疑い』やで
   検査してみなわからんから、検査いれておくわ 」


「 で、その検査の結果が出るまでは
  抗がん剤の治療はやめておいて、風邪の薬を出しておくわ
 抗がん剤を飲むと免疫が下がるから、たとえ風邪やったとしても治らへんからな 」


もう返す言葉も見つからなかった…

狐につままれたような気分
前回の診察の時、先生は確かに『今のところ肺には異常ない』って仰ったよね
(このブログでも記事にした ビスホスホネート(ゾメタ)点滴
それ以降新たに CT撮ってませんよね


ここ最近ずっと咳に悩まされていて
主治医の先生にも症状を伝えてきたのに
まさかのこの展開
  


お正月を挟んだ分、休薬期間が長かった上に
抗がん剤をストップするのには不安だな

思考能力がストップしてしまったので
言われるがまま 通院治療室に向かい、点滴を受けて帰ってきた




まあ、冷静に考えれば
もうすでに体中に癌は散らばっていて
それがどこに顔を出したとしても驚くべき事じゃない
いまさら肺転移が見つかったとしても
それが1ヶ月前でも1ヶ月後でも 変わりはないのかもしれない


でも私
この先生に命を預け続ける勇気がない




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【2010/01/06 23:33】 | 転移 | トラックバック(0) | コメント(4)
2010年 ケーキで幕開け






2010年 元旦

私の寅年は
「ケーキを買いにいくこと」から始まった(笑)

お目当てのケーキ屋さんまで
車で送ってくれた父に
「なんで正月からケーキなん?」と聞かれ

「お気に入りのケーキ屋さんに
   お正月限定ケーキが出るから…」と答えた私



何してんだろ?私(笑)
でもこんなことを楽しめるのも幸せかもしれない

正月飾り

フラワーショップも併設しているそのお店は
店頭のお正月飾りも立派だった

そしてまさか?とは思ったけれど
元旦の朝から入店のための行列
( 並ぶの寒いよ~ 涙 )





元旦から並んで購入した
お正月限定ケーキ

お正月限定ケーキ

ただでさえ太ってしまうお正月
でもこの誘惑には勝てません




お正月は実家で過ごした

毎年 妹家族はお正月とお盆に旦那サマの実家に帰るので
いつもは賑やかな実家もこの間は
両親と私、ジュニアの4人で静かに過ごす


世間は 年々お正月の雰囲気が薄れていく中
お節やお雑煮も用意してくれ
お正月気分を演出してくれる母に感謝



今年も
美味しいもの、素敵なものにいっぱい出会い
笑顔で満たされた一年になりますように…

Love & Peace,



テーマ:お正月 - ジャンル:ライフ

【2010/01/01 22:48】 | ひとりごと | トラックバック(0) | コメント(4)
MITAKYE OYASIN


お気楽シングルマザーの乳がん闘病記
リボン運動
チーム・マイナス6%
プロフィール

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Author:jewel
30台後半♀
5歳の息子ジュニアと二人暮らしのシングルマザー。

2007年10月、右乳房に「しこり」らしきものを発見。
2007年11月、乳がん告知。
2007年12月、乳房温存手術。
2007年12月~2008年4月、抗癌剤(TC療法)治療。
2008年5月~6月、放射線治療。
2009年11月、定期検診にて骨転移発覚。

乳がん告知から日々感じたことを綴っていくプライベート日記。

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2007年12月~2008年4月、抗癌剤(TC療法)治療。
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